製粉ミュージアム@館林 群馬県

自作ラーメンを始めて、早○年。
DSC02329_20140706154140c48.jpg
ん?
日清?

自家製麺をやっていると色々と気が付く事があります。

自分は当然の如く、小麦粉を買って製麺する訳ですが
同じ品種の小麦でも全く違う出来になるんですよね。。。

となると国産の何々という有名な小麦を使ってます的な感じでも
納得する麺が出来るとは限らないんですよね・・
もちろん製麺の仕方にも差はありますが、同じやり方でも大きな差が生まれる・・



となると・・・


違いは製粉でしょう?



自分的には小麦の含水量が多いのと少ないので麺にした時の大きなコシの差が生まれてるのと
粒子が細かいほど、含水量とグルテンの質に差が出てる様な気がしてならない・・
感覚的には加水率によるコシの変化と同じような?
単純に蛋白量が多ければコシが強い?とは違う気がしてる・・
とにかく、パン用に製粉された小麦粉と麺用に製粉された小麦では元は同じ小麦でも出来上がりは違うという事です。
あくまで個人的推測です・・(~_~;)


と前から思ってたので、日清製粉が
製粉ミュージアムという比較的、軽い気持ちで訪れる事ができる施設を創ったようなので行ってみました。
DSC02328_20140706155326aed.jpg


DSC02437.jpg
場所は館林駅西口の隣です。


HP→製粉ミュージアム@館林市 群馬県
DSC02331_201407061554323f9.jpg
新しいようで近代的な施設に感じます。
日清フーズ工場と隣接してます。


中へ入ると壁をスクリーンとしてプロジェクターで工場の様子が映し出されてます。
DSC02335.jpg
見て分かる通り、ほぼ機械作業でしょう。
工場見学は出来ないですが、このような演出になってます。


何なんでしょうこれ?
DSC02332_20140706154142277.jpg

DSC02334.jpg



小麦
DSC02373_201407061601421a3.jpg
これをどのように小麦粉にしていくのか?


段階式製粉
DSC023443.jpg
工場製粉のメリットはこの段階式製粉にあると思われる。


この空間が特に近代的
DSC02338_2014070616063583e.jpg
海外から貨物船で小麦を運んで来る所から製粉工程→出荷するまでの映像を見ることが出来ます。
海沿いに工場を設置し、船からの小麦の移動を極力少なくする設計。
工場では重要な運搬のムダを削減してますね。コストを下げる努力は大変。
北海道産の小麦も確か製粉工場は北海道にあったようなのでやはり運搬のムダを削減していると思われる。
注:それでも北海道産の小麦は高いですがね・・汗

DSC02340.jpg
製粉技術。
日清製粉の技術力とは?


という事で段階式製粉を
どこまでアップして良いのか?
分からないので適当に簡単に説明。


興味無い方スルーして(^o^)



まずは小麦を砕くのだが
ロール機によって行う。
DSC02349.jpg
そしてこれが
旧式
ピューラー社製


これが最新ロール機
DSC02345.jpg
これもピューラー社製

これがロール部分
DSC02416.jpg

DSC02421.jpg
実際はこのぐらいデカイ。

二つのロールが回転して小麦粉を砕いて行くのです。

そしてロールの隙間はミクロン単位まで調整可能。


石臼と比べたメリット。
①石臼は中心の穴から小麦を入れると、上下の臼にいれたまま砕かれ、外に押し出されるまで砕かれ続ける。
胚乳だけでなくふすまも一緒に砕かれる。
ようはロール式はロールとの間の点での砕き方なので、段階で分けやすくなる。

②ロール同士の間を隙間をミクロン調整できるので小麦の違いなどに応変できる。
ようは産地や発育状態、時期など様々な違いに対応できる。


③もちろんロールも数種類
DSC02414.jpg
少しずつ工程で細かくし、狙った細かさにすると思われる。

溝が斜めになってるのが見えると思いますが、2つとも同一の回転数ではなく回転数を変えてるようです。
両方からの違う力の差により単純に潰すではなく、挽き割る効果があるようで潰す場合とは中の胚乳とふすまを綺麗に分けるには差がでるよう・・
もちろん回転数とかパワーとか計算されてそうですが・・(~_~;)


その後
篩う工程に行きます。
シフターと言う大きなふるいのような機械です。
DSC02352.jpg
旧式


DSC02351_20140706180548326.jpg
最新式シフター
ふるいが4層になってますね。
この機会全体がブルブル振動して小麦を分けていくようです。


実際にふるいのサンプルがあったので触ってみましたが・・
DSC02403.jpg
最下層のふるいの目の細かさは半端ない!
家庭のふるいなど話にならない細かさです・・(^_^.)
ミクロン単位まで細かくできるようです。


このふるいで通るものと通らないものと別れていくんですね。


このでかい、シフターは4トンぐらいあるようで天井から吊り下げるように設置されてます。
DSC02397.jpg
あの吊り下げてる部分にモーターがあり、そのモーターに重りを付けて回転する事により偏心が生まれます。
ようはその偏心がブルブルさせる技術。
(この技術は携帯電話のバイブレーションと同じ原理のようです)


脚の部分
DSC02398_20140706181848519.jpg
この足の部分を通って分けられた小麦粉が次工程へ移動して行くようです。
但し、このパイプも金属製ではフレキシブルに振動に対応できないので布製になってる模様。



そして次工程が
ピュリファイヤーという工程
シフターで分けられた小麦粉もそれでも胚乳とふすまが混ざってるようで、それをさらに綺麗に分けて白い小麦にしていく工程のようです。

つまりピュリファイヤーとは振動と風を使い小麦粉とふすまを分ける工程
振動により小麦粉よりも軽いふすまが上に集まってくる。その上の部分のみを風を使い吸い込んでいくようで綺麗な白い小麦粉になっていくんですね・・(^_^.)
吸い込む威力や振動なども計算されてるんでしょうね・・(゜_゜>)


こうして色々な小麦粉が出来ていくんですね。


勉強になりました・・
注:何の為の勉強かは分かりません・・ただの探究心からです・・(笑)


一言、加えると製粉のパターンは
DSC02341_20140706183215801.jpg
無限に近いという事です・・汗


ちなみに
子供向けに全部モニターのタッチパネルで遊び心もあります。
DSC02336.jpg
クイズ形式の問題とか?

小麦粉生産量世界一とか分かりますか?

即席めんを一番食べる国とか分かりますか?
自分は知りませんでした・・汗


本館の方へ
DSC02375_20140706183634d17.jpg


DSC02379_20140706183855a0f.jpg
本館の方はこれまでの歴史や建築など像が

DSC02380_20140706183856bbc.jpg


DSC02382.jpg
日清製粉は今の館林市で創業された小麦粉等のメーカーで
創業者の正田家は美智子皇后陛下のご実家なんですね・・



DSC02383_201407061838597a2.jpg
小麦粉のふしぎを見るチビッコ


建築は小麦に関係ないと思ったが・・
DSC02385_20140706185936b9e.jpg


本館は昔の伝統工法?のようで
耐震とは違います・・
DSC02384_20140706185937a95.jpg
自分は建築はよく分かりませんが、シフターなんかもある意味免震のようなシステム。
案外、関係あるのかも・・



庭園もあり清々しいです。
DSC02376_20140706183636d58.jpg


DSC02393_20140706183636668.jpg


DSC02391.jpg


日清の製品
DSC02428.jpg


ここにも企業秘密が
DSC02430.jpg


アンケート書くと粗品が貰えます。
DSC02433.jpg
入館料は大人200円
子供100円だけど小麦粉貰えるからタダみたいなもんですね・・


結論から言うと完全な答えは得る事が出来なかった・・
でも、また、小麦粉に対する考え方は変わりそうです。
あくまで仮説や持論的な感じは続きそうです。


こんな所、余程の小麦粉好きか
偶々寄ってみた感じしか訪れる事はなさそうだが

一言感想言うと

いやあ~小麦粉って本当に面白いですね~\(^o^)/


最後まで読んだ方。。
アナタは小麦粉好きです!(笑)


関連記事